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Channel: ビジネス書書評・要約一覧 –「BOOK-SMART」ブック・スマート
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『どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力』(伊藤嘉明/著)

「変化の早い時代には、過去の経験や業界の常識は通用しない」とよく言われるが、実際に過去の経験にとらわれずに思考するのは難しく、時代遅れとなってしまう企業や製品は数多い。ではどうすればよいか。著者の伊藤嘉明氏によれば、そこで必要となるのが「よそ者・素人」の視点である。

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『決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌』(尾木蔵人/著)

近年、IoT(Internet of Things:モノのインターネット化)という概念が注目を浴び、ものづくりの世界にも大きな影響を与えている。生産機器と製品、さらには工場同士も繋がることで、ニーズに無駄なく応え、自動化された「スマート工場」を実現する——これがドイツが推進する「インダストリー4.0(第4次産業革命)」だ。

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『ヴァージン・ウェイ』(リチャード・ブランソン/著)

「破天荒な経営者」としても有名なリチャード・ブランソン氏のエピソードの数々は痛快そのものだが、本書では著者自身と、グループ全体が大切にしてきた仕事のやり方「ヴァージン・ウェイ」が、わかりやすく語られた貴重な一冊だ。そこでは語るよりも「聴く」ことを重視し、どんな会議でもメモを取るという意外な側面が描かれる…

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『3年後、転職する人、起業する人、会社に残る人』(佐藤文男/著)

どの業界にいても、30代に差し掛かる頃には、周囲に転職した方や自身も既に転職を経験している方が多くなってくる。さらに近年では、転職のみならず「起業」という決断も身近になってきた。つまり現在のビジネスパーソンは、キャリアを考えるにあたり「転職」「起業」「現在勤務する会社に残る」という3つの選択肢があり得るのだ。

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『ブロックバスター戦略―ハーバードで教えているメガヒットの法則』(アニータ・エルバース/著)

近年、ハリウッド映画をはじめ、エンターテインメント業界では「独り勝ち」とも言える圧倒的メガヒット(ブロックバスター)が増えてきている。しかも、これらメガヒットは偶然ではなく、周到な準備と資本投下のもと"狙って"つくられているという。本書はそんな「ブロックバスター戦略」を徹底的に解説した一冊だ。

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『クラフトビール革命』(スティーブ・ヒンディ/著)

近年、日本でも人気を博している「クラフトビール」。その多種多様な味わいや、個性豊かなブルワリー(醸造家、ビール会社)のスタイルに魅了されている読者も多いのではないだろうか。そんなクラフトビール文化の本場であり、いまや2,500軒以上のブルワリーを超える隆盛を見せているのがアメリカだ。

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『現代暴力論―「あばれる力」を取り戻す』(栗原 康/著)

民主主義社会において、「暴力」は忌避されるべきものだ。しかし、そこで思考停止せずに、実は「われわれは国家から一方的に暴力をふるわれている」としたらどうだろう。本書では原発事故以来、そうした国家の暴力がさらに強くなっていると指摘、大正時代のアナキスト大杉栄の思想を軸に、暴力、すなわち「あばれる力」を再考する。

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『なぜ今、シュンペーターなのか』(秋元 征紘/著)

現在のグローバル経済においては「イノベーション」こそが最も重要な企業活動とされ、iPhoneなどの革新的な製品を武器に時価総額世界最大の企業となったアップルはそのわかりやすい例だ。こうした「イノベーション」が経済発展の原動力となる、というビジョンを100年も前に提唱していたのが、シュンペーターである。

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『権力の終焉』(モイセス・ナイム/著)

本書の内容は、権力の民間へのシフトや分担、といった単純な話ではない。そもそも以前のように強大な権力が存在し難くなり、さらに権力を得ても、その権力が失われやすくなっているのだ。著者は様々なデータをもとに、政治から軍事、ビジネス、宗教まで世界中のさまざまな領域で進む「権力の衰退」とその影響を描き出す。

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『心臓外科医がキャリアを捨ててCEOになった理由』(野尻 知里/著)

転職やキャリアチェンジは35歳まで—そんな定説を覆して39歳で、しかも心臓外科医という恵まれたキャリアから医療機器メーカー・テルモの研究職へ転身、さらに新型人工心臓の開発を行う海外現地法人のCEOとして世界的な成果を残した人物、それが著者の野尻知里氏だ。そんな著者のキャリアはNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも話題を呼んだ。

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『最速の仕事術はプログラマーが知っている』(清水 亮/著)

Microsoft、Google、Facebook…驚異的な成長を遂げたこれらの企業の創業者は、みなプログラマー出身だ。現代が情報化社会だとすれば、情報処理の専門家であるプログラマーがビジネスでも活躍するのはある意味当然とも言える。そんなプログラマーの最重要事項は「効率」であり、一流プログラマーは常人の何百倍もの効率の差を発揮するという。

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『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(ケリー・マクゴニガル/著)

一般的に「ストレスは健康に悪い」と考えられている。そのため、多くの人はストレスをなるべく避けるように行動する。しかし、ストレスを抱えている人の中でも「ストレスは健康に悪い」と考えている場合のみ、実際に死亡リスクが高まる——最新の調査研究ではそんな衝撃的な結果が確かめられたという。

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『そうじ資本主義 –日本企業の倫理とトイレ掃除の精神』(大森 信/著)

あなたの会社では、社員自らオフィスやトイレなどを掃除しているだろうか?一見、清掃は専門業者に委託するほうが合理的に思える。しかし、松下幸之助、本田宗一郎など、日本の経営者には自社社員による「掃除」を大切にし、経営者自ら掃除を手掛ける例も少なくない。それはなぜだろうか?

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『アンガーマネジメント ― 怒らない伝え方』(戸田 久実/著)

ビジネスを進めていくうえで、「怒り」の感情を覚えたことがないという方は少ないだろう。実際、9割近くのビジネスパーソンが、仕事で怒りを感じると答えている調査もあるという。怒りは喜怒哀楽のなかでも強い感情であり、しかも「感情的になるのは大人げない」「怒ったら嫌われる」というように「怒ることは悪いこと」とする見方が根強い。

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『欧州解体』(ロジャー・ブートル/著)

ギリシャの債務危機・ユーロ離脱問題、移民・難民問題、スコットランドのイギリスからの独立を問う住民投票など、近年EU(欧州連合)と国家をめぐる議論が噴出している。そうした中、EUは「歴史的役割を終えたのではないか」と囁かれることさえある。では、そもそもEUは何を目指し、何が問題になっているのだろうか。

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『コンサルは会社の害毒である』(中村和己/著)

日本おけるビジネスコンサルティングの市場規模は0.3兆円未満といわれ、6~10兆円規模を誇る米国市場の約10分の1(対GDP比)に過ぎない。しかも、ここ15年ほど市場は拡大していないという。多数のコンサル出身者の本が発売されているように、世間からの関心は非常に高いにもかかわらず、日本における経営コンサルに対する需要はあまり大きくないのだ。

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『ルイ・ヴィトン元CEOが教える 出世の極意』(マーク・ウェバー/著)

エ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)米国法人CEO、ダナ・キャラン・インターナショナル会長兼CEOなど、著者のマーク・ウェバー氏はファッション業界で輝かしい実績を築いた。だが、その道のりは波乱万丈だった。金もコネもない貧しい家庭に育った著者のキャリアは、老舗紳士服メーカー フィリップス・ヴァン・ヒューゼンの雑用係からスタートする。

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『ソーシャル物理学』(アレックス・ペントランド/著)

人々の頭のなかにあるアイデア、そしてそれが具現化された行動は、どのように生まれ、どのように伝播するのか。もしその法則性がわかれば、個人や企業における生産性やクリエイティビティ改善にも生かすことができる。しかし、アンケート調査などの従来の社会学的アプローチでは質量ともにその本質に迫るのは難しかった。...

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『幼児教育の経済学』(ジェームズ.J.ヘックマン/著)

「貧困」「教育格差」「国力(労働生産性)低下」などの社会課題は相互に関連しているが、なかでも「教育格差」が是正されなければ、こうした課題は将来も再現されてしまうだろう。そこで本書では、ノーベル賞経済学者の著者が、米国を悩ます「教育格差」を幼少時教育によって変革し、社会の平等性や生産性を向上させる手法を提唱する。

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『China 2049』(マイケル・ピルズベリー/著)

今後50年、100年の国際政治においては、米国が覇権を保ち続けるとも、中国やインドが台頭するとも言われている。しかし、中国はそんな風には考えていない。すなわち、100年越しの「中国主導の世界秩序」回復を狙っているのだ。その時期は2049年、共産党100周年記念の年であり、そのためのプランは着実に実行されてきたという。

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